2016年9月27日火曜日

「釧路市手話言語条例」の制定に向けて


 釧路市で準備を進めている「手話言語条例」について、地元紙の「読者の声」欄に投稿したのだが、ボツになったようなので以下に掲載します。

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 現在、釧路市では「手話言語条例」を制定するため、「手話を使って豊かに暮らせる街の実現を目指す協議会」を設置して、条文の検討や準備を行っています。私は市民委員の一人として、関係団体の方たちとともに協議会に参加しています。
 協議会では、参加者一人ひとりから、条例の制定を契機に手話に対する理解を市民に広げようという思いとともに、それによって誰もが暮らしやすい街づくりを進めようという願いが語られ、熱い議論が展開されています。
 2014年に日本が批准した「障害者権利条約」では、手話を言語の一つとして規定しており、その理念は「障害者基本法」にも反映されています。しかし、実際の社会では、手話が軽んじられていたり、それを使用する人たちへの偏見が根強く残っており、「言語」として実質化していない状況があります。
 もし、私から、他者とのコミュニケーションにおいて必要不可欠であり、日々の思考にも重要な役割を果たす「言語」が奪われてしまったならば…と考えると、それは本当に恐ろしいことだと思います。
 条例制定に向けて真摯に取り組んでおられる釧路市に敬意を表するとともに、よりよい条例となるよう、関係者の皆さんとさらに奮闘したいと考えています。
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 条例制定に向けて、協議会及び作業部会が頻繁に招集されています。
 あともう一息。奮闘します。